＜第一の扉＞

自然療法の扉を初めて開けたのは、アロマテラピーでした。

当時、家族の病気（精神面と薬物依存）を少しでもケアできたらという思いがありました。

沢山の香りはその個性を知るほどに魅了され、9本入る小さな精油ボックスを開けるときの幸福感は今でもすぐに思いだすことができます。

家族の病状は厳しいものでしたがアロマでケアができることはありがたかったですし、何より自分自身の心と身体の下支えになっていることに気づき、知識はまだ浅いのにアロマテラピーの良さを確信したのです。

そこからは夢中になって勉強し、基礎の資格を取得しました。

＜第二の扉＞

　その後、産婦人科での出産後のアロマトリートメントに携わる機会をいただき、今まで以上に身体の知識と精油の知識が必要だと思い、NARD JAPANの上位資格であるインストラクターとセラピストの勉強にのぞみました。目の前の産婦さんに安全にそしてより良いタッチングがしたいという思いが大きかったのです。

＜第三の扉＞

　セラピスト受講時に　講師の先生に「セラピスト合格したら自宅でサロンをされたらいいよ」と背中を押していただき　サロン開業をしました。看板もない隠れ家サロンでしたがすこしづつお客様がリピートしてくださるようになりました。
今思えば　スキルも未熟だったと思いますが、「元気になったよ」「気持ちよかったよ」「また今日から頑張れる」といったお言葉に励まされ　感謝とまた精進していく気持ちが大きくなります。

またお客様から人生について沢山の学びがありました。

そして　セラピストを育成したいという大それた夢ができ　セラピストトレーナー、アロマトレーナーを目指したのです。

＜ハーブの扉＞

　アロマテラピーは精油を用いた療法ですが　精油は植物の香りの成分です。精油のもとは植物（ハーブ）なのでそれを知ることでアロマテラピーを深めたいという思いからでした。

アロマテラピーも深まったのはもちろんですが　ハーブを知ることで植物の偉大さ、優しさ、力強さ　美しさを知ることができました。美味しいハーブティ講座などレッスンも開催しています。

＜クレイテラピーの扉＞

　アロマテラピーのクラフト作りの中に　「クレイパック」があり　そこからクレイに興味をもちアロマフランスさんの扉を開きました。

　大地の恵みであるクレイ療法は想像以上に深く素晴らしく私を魅了し、ピアノピアーノの柱の一つとなっております。ほぼ毎日、お客様のためのクレイパックを準備しますが　精油は入れません。家庭でのセルフケアにもおすすめな療法です。